この記事では、2025年2月28日発売予定の「MONSTER HUNTER WILDS(モンスターハンターワイルズ)」の最新アップデートの内容についてまとめています。
製品版の発売に向けておこなわれた、最新の調整内容や変更点について掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
当サイトでは、「モンハンワイルズ」の推奨スペックやおすすめPCについても紹介していますので、あわせて参考にしてください。
モデル名 | スペック | 価格 |
---|---|---|
NEXTGEAR JG-A7G60 | CPU:Ryzen 7 5700X GPU:RTX 4060 メモリ:16GB 容量:1TB SSD | 164,800円 |
NEXTGEAR JG-A7G6T | CPU:Ryzen 7 5700X GPU:RTX 4060 Ti メモリ:16GB 容量:512GB SSD | 219,800円 |
G TUNE FZ-I7G7A | CPU:Core i7 14700KF GPU:RTX4070Ti SUPER メモリ:32GB 容量:2TB SSD | 419,800円 |
G-Tune P6-I9G60BK-A | CPU:Core i9-12900HX GPU:RTX 4060 メモリ:16GB 容量:512GB SSD | 189,800円 |
「モンハンワイルズ」コミュニティアップデートの最新情報
2024年12月19日(水)23時より、CAPCOM公式チャンネルより「コミュニティアップデート」が配信されました。
2024年10月末〜11月頭におこなわれた第1回オープンベータテストを踏まえ、製品版に向けて主に以下のような改善や調整がおこなわれたと発表されました。
- パフォーマンス改善
- ヒットストップやSEの調整
- マルチプレイにおけるフレンドリーファイアの緩和
- 各種武器の調整・変更
- オープンβテストで評価の低かった武器を中心に調整
- その他武器も強すぎたアクション、弱いアクションを調整
- スキルシステムに関する新情報
全体を通して、よりゲームをプレイしやすいような改善や、強すぎた・弱かった武器の調整が入っています。
ここからは、各アップデート内容について詳しく紹介していきます。
ゲームプレイ調整について
よりストレスを感じづらく快適なゲームプレイが楽しめるように、いくつかの調整がおこなわれました。
各項目に分けて、個別に解説していきます。
ヒットストップ・SEの調整
オープンβテストでは「ヒットストップが小さい」「SEが過去作よりも弱い」といった意見が多く、ヒットストップの強さやSEについて調整が行われます。
ヒットストップは武器ごとの大技や決め技などを中心に、攻撃した際に手応えを感じられる形にヒットストップが増加しています。
配信では大剣を使用した真・溜め斬りの参考動画が公開中です。
サウンドエフェクトに関しても、ヒットストップに合わせて攻撃の手応えを感じられるように調整されています。
フレンドリーファイアの緩和
- 先日のOBT時点で、多くの武器種においてフレンドリーファイアの緩和対応済み
- 製品版では、ハンマーのアッパー系アクションでも緩和対応を実施予定
- ダメージリアクションを無効化する装飾品(緩衝珠)も実装予定
配信では、ハンマーのアッパー系アクションがかち上げから後方に倒れるようなモーションに変更されました。
今作ではガンランスの竜撃砲の範囲が大幅に広がったこともあり、幅広いプレイヤーがマルチプレイをする上でルールを分からないままぶっ飛ばしてしまうことを懸念した調整になっています。
モンスターのエリア移動頻度の調整
製品版では、頻発していたモンスターのエリア移動に調整が行われます。
オープンβテスト段階では、不具合や調整不足によってモンスターのエリア移動頻度が非常に高くなっていました。
ストレス要素になっていたエリア移動の頻度が、製品版では「モンスターハンター:ワールド」に近い移動頻度になるように調整が行われています。
狩猟地であるフィールドが過去作よりも広くなった関係上、一部のモンスターが移動する際に長距離を移動しなければならないという点は変わりません。
しかし、今作より追加されたシステムである仮設キャンプの設営を活用することで、ファストトラベルによる先回りなどを行うことが可能です。
武器の調整について
OBT時点で特に多く意見が寄せられた上記4種類の武器については、製品版では大きく違いを感じられるような調整が入りました。
武器調整の方向として、開発陣はなるべく弱体化よりも弱いアクションの改善や強化をしていきたいと語っています。
ここからは、特に変更点が大きい武器種について個別に解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
操虫棍の調整内容
- 舞踏跳躍を追加し、空中での遊びを強化
- 急襲斬りの出始めに相殺効果を追加
- 橙エキス急襲時の効果が「抜刀時のけぞり無効」に
- 赤+白+橙の3色吸収時、風圧・振動・咆哮を軽減する効果を追加
製品版には、RISEまでと同じように舞踏跳躍が追加されました。
空中での遊びが強化され、ジャンプして空中行動に繋ぐことが可能で、跳躍するたびに2段階まで空中攻撃の威力が上昇します。
橙エキス急襲時の効果も、RISEまでと同様「抜刀時のけぞり無効」になり、赤+白+橙の3色吸収時には、風圧・振動・咆哮を軽減する効果が追加されました。
さらに、OBTまではワイルズからの新機能である「相殺」が実装されない武器のひとつでしたが、今回の調整によって相殺効果が実装されました。
急襲斬りの溜め操作に操作しづらいという意見はありましたが、慣れてくると溜めることによる遊びの広がりがあることから、こちらの改修はおこなわれませんでした。
ランスの調整内容
- 溜めカウンターの調整
- パワーガードの強化
- アクション派生の変更
- ジャストガード・パワーガードから派生可能な新アクションの追加
ランスについては、過去作で使用可能だったカウンター突きを溜めカウンターとして復活させました。
さらに、パワーガードがモンスターから受けた攻撃の威力に応じて溜め段階が上がりやすくなるように調整されました。
オープンβ段階では「同じ動きを繰り返すだけで単調」だったランスが、カウンターを狙いつつ、モンスターの攻撃に応じてパワーガードが発動し攻撃を受けるなど、反撃の選択肢を選べるようになりました。
技派生に関しては追加だけでなく削除も行われており、主に操作が混乱しやすい派生が削除されており、より過去シリーズに近い形で操作性が向上しています。
溜めカウンターは基本的にほぼすべての攻撃・ガードアクションから派生可能です。
スラッシュアックスの調整内容
- 斧モードでゲージを貯めて剣モードで放出するサイクルが気持ちよく行えるよう各種調整
- フルリリーススラッシュなど各種攻撃を数値面で強化
- フルリリーススラッシュにのけぞり無効効果を追加
スラッシュアックスは斧モードでビンゲージを貯めて、剣モードへ変形することで溜めたビンゲージを消費し、ダメージを出すというコンセプトの武器です。
今回の調整で、斧モードでのスラッシュゲージの貯めにくさを緩和しつつ、剣モードでの攻撃がゲージ消費に見合った威力、手応えなるよう変更されました。
特にフルリリーススラッシュは、最終派生技に見合った手応え、性能に調整されました。
カウンター斬りの使い勝手向上、集中弱点攻撃の後隙を短くすることで、全体的な遊びやすさを向上する調整をおこなっています。
片手剣の調整内容
- ガード中に斬り上げの派生を追加
- 各種攻撃のダメージを強化
- 全体的なレスポンスの向上
- バックステップと滑り込み斬りの回避性能を強化
片手剣は手数重視の武器種ですが、オープンβテスト段階では全体的にダメージが低い武器でした。
そのため、特に立ち回りの主軸となる通常攻撃と、隙が大きく出し切るまでに時間のかかるジャストラッシュを中心にダメージ強化が行われます。
また、過去作にもあったガード中に斬り上げを行う派生アクションが復活しました。
全体的に使い勝手を改善するという調整内容であり、操作性自体はさほど変わらないものの、より立ち回りやすく使いやすい性能に改善されています。
弓の調整内容
- 通常攻撃や曲射などの全体的な攻撃の威力やレスポンスの改善
- 導ノ矢の威力緩和
- 集中弱点攻撃のロックオン仕様変更
弓に関しては弱体化調整が施されており、特に導ノ矢が強力すぎたため、威力が緩和されています。
集中弱点攻撃を行う際には、モンスターの傷全てを同時にロックオンできましたが、傷を順次ロックオンしていく形へ変更されました。
一方で、通常攻撃や曲射といった他のアクションのダメージや、レスポンスが向上しています。
そのため、導ノ矢だけではなく状況に応じてアクションを選択することで、効率よくダメージを与えられる武器になるように調整が行われています。
その他武器種の調整内容
その他の武器種にも調整が施されていたり、調整を予定しているものがあります。
- 製品版環境での属性値やスキル、エンドコンテンツを見越した数値調整を広範に実施
- 過去シリーズと比較して、攻撃の当たり判定やダメージが低かった点の調整
- サポート武器としての狩猟笛へのバランス調整
製品版に向けて、上記で取り上げた武器も含めて、エンドコンテンツを見越した数値調整がおこなわれています。
その過程で生まれた意図しない武器格差などは、修正予定です。
基本的には、各武器の持つコンセプトや触り心地が実現できているかを重要視した調整をしています。
強いものを下げるのではなく、弱いものを上げる方向で調整予定で、武器の魅力、ユーザーの選択肢が広がることを意識した内容です。
さらに今作では、狩猟笛がサブ武器として使う上では強すぎたため、調整がおこなわれました。
自分強化旋律の効果を底上げしつつ、他者への旋律効果を下げたり、武器を切り替えた際に旋律効果延長の効果が切れるように調整され、サポート武器としての価値を残しつつバランスを整えました。
スキルシステムの調整内容について
武器・防具のスキルシステムについての調整や、新たな発表がありました。
- 武器にスキルがつくように
- 攻撃やガード性能といった攻撃関係のスキルは武器につく
- 同じ武器派生であれば強化してもスキルは消えない
- 早食いなどの攻撃に関係ないスキルは防具につく
今作では、「攻撃」や「見切り」といった汎用的な攻撃スキル、「ガード性能」といった特定武器に恩恵のあるスキルが武器につくようになっています。
調整理由として、今作は武器を2種類持ち運ぶため、従来のスキルシステムの場合は全く別の武器種に変更することで機能しなくなるスキルが出てしまうためです。
また、元々ついていた武器スキルは同じ派生強化先であれば、強化しても消えることはありません。
更に、強化に応じて新たなスキルが追加されていく場合もあり、過去作同様にスロットへ追加のスキルを付与する事も可能です。
たとえば「ホープブレイドⅡ」には「砥石使用高速化」のスキルがついていますが、「ホープブレイドⅢ」へ強化することで、さらに「見切り」のスキルが追加されます。
製品版における解像度・フレームレートの目標は?
プラットフォーム | 出力解像度 | フレームレート |
---|---|---|
PS5 ※解像度優先 | 3840×2160 | 30fps |
PS5 ※フレームレート優先 | 3840×2160 | 60fps |
Xbox X ※解像度優先 | 3840×2160 | 30fps |
Xbox X ※フレームレート優先 | 3840×2160 | 60fps |
Xbox S | 1920×1080 | 30fps |
Steam | 各自が利用する 環境設定によって変動 | 各自が利用する 環境設定によって変動 |
製品版では解像度・フレームレートが上記の通りになるよう、ゲーム開発が進められています。
Steam(PC)版については、PCのスペックにより出力解像度・フレームレートが変動します。
そのため、PCのスペック次第では家庭用機版ではたどり着けない4Kかつ60fps以上の環境で、モンハンワイルズをプレイ可能です。
PCでプレイする場合、どれくらいのスペック・予算が必要なのかについては、「モンハンワイルズ」の推奨スペックやおすすめPCの記事で詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてください。
モデル名 | スペック | 価格 |
---|---|---|
NEXTGEAR JG-A7G60 | CPU:Ryzen 7 5700X GPU:RTX 4060 メモリ:16GB 容量:1TB SSD | 164,800円 |
NEXTGEAR JG-A7G6T | CPU:Ryzen 7 5700X GPU:RTX 4060 Ti メモリ:16GB 容量:512GB SSD | 219,800円 |
G TUNE FZ-I7G7A | CPU:Core i7 14700KF GPU:RTX4070Ti SUPER メモリ:32GB 容量:2TB SSD | 419,800円 |
G-Tune P6-I9G60BK-A | CPU:Core i9-12900HX GPU:RTX 4060 メモリ:16GB 容量:512GB SSD | 189,800円 |